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船乗りの陸酔い(おかよい)|原因と予防対策

こんにちは、ノマド航海士のナオマツモト@naosuke_shipです。

 

長時間船に乗ったとき、降りたあともなんだか揺れている感じがしたことはありませんか?

今回は漁師や航海士だけでなく、船に乗った人全員になりうる陸酔いについて共有したいと思います。

それではいきましょう!

 

陸酔いとは

陸酔いが起こる原因

陸酔い(おかよい)とは長時間船に揺られたことにより、船に降りた(陸に上がった)あとも体が揺られているように感じること。

長期間乗船している漁師や航海士などがなりやすく、めまいや吐き気などの症状が起きます。船で揺られる生活ゆえに揺れていることが普通と感じてしまい、揺れていない陸が逆に異常と感じてしまうのですね。

陸酔いを治す方法

治す方法はいたってシンプルで、時間が経てば治ります。

治るというよりも陸に慣れるということですね。通船などの短い乗船時間であれば数分、フェリーなど2日ほどの乗船であれば数時間で違和感は無くなります。漁師や航海士などは3ヶ月近く乗船するので、数日続くことも。

※陸酔いがしばらくしても治らない場合、下船病の可能性があるので病院に行くことをおすすめします。船酔いや陸酔いと違い、数週間から数年続く場合があります。

陸酔いの予防対策

これは船乗りではない方への対策ですが、体調が悪い時にはなるべく船に乗らないようにしましょう。船酔いはもちろんのこと、陸酔いも酷くなることがあります。

船乗りの陸酔い体験談

食事中に視界が揺れる

船乗りAさん
船乗りAさん
3ヶ月間の乗船が終わり、その日の夜に家で食事をしていたらなんだかテーブルが揺れている感じがして気持ち悪くなることがありました。歩いている時や乗り物に乗っている時は感じませんが、止まっていると感じるようになります。

ベッドでも揺れてる感じがする

船乗りBさん
船乗りBさん

乗船中は時化で船が激しく揺れることがあります。

なので就寝中も常に揺れている感覚になります。この感覚が残り、僕の場合は下船して3〜5日間は家のベッドでも揺れている感じがします。

おまけ|船酔いが起こる原因と対策

船酔いのメカニズム

 

船酔いするキリン
船酔いするキリン
そもそもなんで船酔いするの?

 

船に乗っていると、自分は動いていないのに周りの景色は動いていきます。

すると「視覚から入ってくる情報」と「体の揺れを感じる三半規管の情報」との間にズレが生じます。

そのズレた状態を脳が不快だと感じます。すると副交感神経が活発になり、胃液などが過剰分泌され、吐き気などを引き起こします。これが船に酔っている状態です。

船酔いのサイン

船酔いは急にくるものではなく、気持ち悪くなる前兆として下記の2つのようなサインが出始めます。

◎眠くないのに「あくび」が出る

◎お腹がいっぱいではないのに「ゲップ」が出る

これらのサインが出始めたらすぐに船酔い対策をしましょう。事前に対策をする方がもちろん良いですが、この時点でもまだ間に合いますのでご安心を

船酔いの対策|軽減方法について詳しくはこちら

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船乗りの陸酔いまとめ

僕の場合、船酔いも陸酔いも両方するので慣れるまでが大変でした。笑

  • 3ヶ月乗船→下船(陸酔い)
  • 休暇明け→一ヶ月の休暇により平衡感覚がリセットされる(船酔い)

このサイクルも1年くらいすると慣れてきます。これも船乗り特有の面白さとして楽しみましょう!

 

ではでは、ごきげんよー!!