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船乗りの怪我や病気|健康管理の重要性

こんにちは、ナオマツモト@naosuke_shipです。

 

キリンくんA
キリンくんA
船上で怪我したり病気になったらどうするの?
キリンくんB
キリンくんB
普段から気をつけておくことは?

 

という訳で今回は船乗りの怪我|病気について共有したいと思います。

 

船乗りの怪我|病気

船乗りは職場が船という関係上、怪我と病気には特に気をつけなければなりません

船内には必要最低限の薬や応急処置くらいの道具しかなく、航海中であればすぐに病院に行くことも難しい場合があるからです。

できる限り怪我や病気を防ぐ為に、どんなことに注意すれば良いのかを見ていきましょう。

内航船は日本のみを航海する船舶なので、必然的に上陸するタイミングも多く航海中でもいざとなった場合は緊急入港して病院に行くことが出来ます。

しかし外航船は同じようにはいきませんので、より怪我や体調管理には気をつける必要があります。

船上での怪我|病気を防ぐには

怪我

新人船員は初めて乗船する際には大体怪我だけはするなと言われます。

ただ口で怪我だけはするなと言われても 、どこがどういう風に危険なのか分かりませんよね。学校の乗船実習で基本的な危険箇所は学んできたとはいえ、船種によって危険箇所は異なります。

なので先輩にその船特有の注意点をしっかり聞きましょう。なんなら実際にいままでどんな事故や怪我があったのか聞いてしまうのも良いかもしれません。

そして日頃から危険に対する訓練を行うことが重要です。乗組員が船倉に落ちて気を失ってしまった時の救助方法や、酸素濃度|薬品濃度を測る機器の正しい使い方などもしっかりと覚えておく必要があります。

病気

怪我と同じく、病気に関しても常日頃から気をつけておかなければなりません。

船乗りに多い病気は、

  • 毎日のアルコールの多量摂取により肝臓数値が高い
  • タバコによる循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患
  • 糖尿病etc

などがあり、いわゆる生活習慣病ですね。せっかくの長期休暇が病院に通うことで潰れてしまう事ほど悲しいことはないので、健康管理はしっかりとしたいものです。

※休暇中に病院に行く際には、薬を乗船期間分もらうことを忘れずに。

大航海時代に多くの船乗りを苦しめた壊血病になることは、現代では滅多にありません。

壊血病(かいけつびょう)|ビタミンC欠乏状態が数週間から数カ月続くことにより症状が出始め、出血性の障害が体内の各器官で生じる病気

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休暇中の健康維持

船上での体調トラブルを起こさないためにも、休暇中に身体のメンテナンスを行いましょう。

歯医者に行く

怪我や病気以外にも、実は虫歯というのは結構やっかいなものです。乗船中はなぜだかジャンクフードが食べたくなるので、スナック菓子やチョコレート、ジュース等をついつい大量に買ってしまいます。

さらに長い労働時間によるコーヒーなどのカフェイン多量摂取、喫煙等が続き口腔ケアを怠ると虫歯や歯肉疾患などの口腔内の問題が起こりやすくなってしまいます。

虫歯は休暇中に完全に治しておきましょう。僕は虫歯がなくても休暇中に一度は歯医者に行って歯のメンテナンスをしています。

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運動|ジムに通う

狭い船内では運動不足になりやすいので、休暇中にはランニングや縄跳び、筋トレなどのトレーニングがおすすめです。

体力面、精神面共に鍛えられるので船上でのパフォーマンスが上がります。

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番外編|海技免状を取得するための”身体検査基準”

海技士には「身体検査基準」というものがあり、

  • 視力
  • 色覚
  • 聴覚
  • 疾病及び身体機能の障害の有無

などの検査項目があり、これらをクリアしなければ海技免状を取得することが出来ません。もし持病などをお持ちの場合、海技士の指定医士による身体検査を受けてみることをおすすめします。

▶︎【参考】

船乗りの怪我|病気まとめ

やはり船乗りがもっともおそれることは、乗船中の怪我や病気です。

何よりもすぐに治療が出来ないというとこですね。さらにギリギリの船員で運行している現在の内航船では、一人欠けると残りの船員の負担が増え、怪我が起こりやすい状況になるという悪循環に陥ってしまいます。

船上での高いパフォーマンスを発揮するためにも、日々健康維持を心がけたいですね。

 

ではでは、ごきげんよー!!